席上、発言に立ったベトナムのド・フン・ビエット外務次官は、ASEAN・日本の包括的な戦略的パートナーシップが各国の持続可能な開発に向けた包摂的成長の推進に積極的かつ効果的に貢献していくとの希望を表明しました。
また、ビエット次官は、双方に対し、連携協力と質の高いインフラ開発を強化するとともに、ASEANの発展に貢献するよう提案しました。さらに、日本側に対し、二酸化炭素排出量の削減、エネルギー転換の推進、気候変動対応に向けたASEAN加盟諸国のコミットメントの実現をサポートするよう呼びかけました。
そして、地域と世界状況について、ビエット次官は、日本に対し、ベトナムの東部海域、いわゆる南シナ海問題に関するASEANの共通立場、特に、国際法と1982年の国連海洋法条約に則って、あらゆる紛争を平和的措置で解決することを支持するよう要請しました。
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