会議に提出された情報によりますと、水産物部門は2023年の水産物の輸出額を90億ドルにするという目標を設定しました。年初以来、主力製品であるエビ、ナマズの「チャー魚」などの売上高はいずれも3割以上減少しました。これにより、ベトナムの水産物の輸出額は昨年同期の金額を維持するのは難しいものとされています。それでも今年の水産物の輸出額は、およそ90億ドル程度に達すると予測されています。その中で、エビ、チャー魚、および一般水産物の輸出額はそれぞれ35億ドル、19億ドル、36億ドルに達するとしています。
VASEPのチュオン・デイン・ホエ理事長は、注文数と主力市場を維持するためには、ベトナムの企業は、商品価格や生産コストのダウンなどについて顧客の需要に柔軟に応えてきたと指摘し、次のように述べています。
「アメリカ市場向けの6月の輸出額が5月と同じく増加すれば、ベトナムの水産物の輸出状況は回復できるでしょう。また、水揚げの最盛期を迎える時期である8月と9月は、水産物部門の輸出活動にとってよいチャンスとなります」
2022年~2025年期の水産物の輸出へのチャンスについて、VASEPの代表は、次世代自由貿易協定の発効は、ベトナムの水産物に競争上の優位性を作り出し、水産部門の発展に役立つと明らかにしました。
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