ドリアン、バナナ、ドラゴンフルーツは、青果部門をはじめ、農業部門全体の成長に大きく貢献する農産物となっています。特に、10月末現在、ドリアンの輸出額は、およそ21億ドルに達し、昨年同期と比べ、606%増となったことにより、農産物の中で一番高い輸出額となっています。過去11カ月間の青果の輸出額は52億ドルに達し、昨年同期と比べ7割増となっています。
農業農村開発省のフン・ドウック・ティエン次官は次のように明らかにしました。
(テープ)
「輸出の成長スピードは第3四半期から、好転してきました。これは、農業農村開発省が今年の目標を達成するため、様々な方策を集中的に講じるとともに、貿易振興を柔軟に行ったことによる結果です」
中国は依然としてベトナムにとって上位の青果の輸入国となっています。アメリカ、韓国、および、日本が次いでいます。ティエン次官によりますと、近日中に、ベトナムと中国は、ココナッツ、冷凍フルーツ、スイカの輸出に関する議定書に調印します。この議定書が実施されることは、農産物の輸出成長に役立つと期待されています。
ティエン次官はさらに次のように語っています。
(テープ)
「ベトナムと中国が調印した議定書に基づき、両国の企業、地方などは、原材料の品質や、トレーサビリティ、登録生産地番号、包装施設に留意します。ベトナムは、農産物の収穫、前処理、加工などの工程に関する公約を守る方針です」
農業農村開発省は、青果の収穫後損失の減少、付加価値向上のために、投資家の青果加工への参加に有利な条件を提示しているということです。
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